読まれないブログを書く人の2つの勘違い
ブログやFacebook、メルマガなど、そのような自分のメディアでアクセスを増やす上である「勘違い」をしているとなかなかうまくいかない。意外に多い「勘違い」。今回はその話をしていきます。
もし、あなたが毎日のようにブログを更新しているのに、少しも読まれず「なんで、オレのブログは読まれないんだろう」と思っているなら、この「勘違い」をしている可能性があります。その場合、いつまでもアクセスの増えないブログを続けていくことになります。Facebookだってメルマガだって同じです。
そこには2つの特徴的な勘違いがあります。
勘違い1.無料は読まれやすい
あなたもそうかもしれないけど、多くの人の勘違いはここにあります。「無料」だから、お金のかからない「質」の低いモノ(記事)でいいという勘違いです。ただ、これは「無料」の情報が氾濫している中で「有料」レベルの情報を提供していけ、という安易な対応を言いたいわけじゃないです。
重要なことは「お金」は「継続」させるということです。
人によって「お金」の価値は違います。ですが、全く重要じゃないという人はまずいない。多くはお金のために働き、お金のために好きでもない仕事をしている場合だってあるわけです。「お金は命」と言うくらい、大切な場合もあるわけです。(それが正しいかどうかはともかくです)
そのお金を支払ってもらうことは「継続」につながります。どういうことかというと…
例えば、あなたが「運動不足だからスポーツジムに通おう」とジムに入会するとします。お金を払ってです。
数ヶ月もすると、忙しかったり億劫になって、行きたくなくなるわけです。それでも「お金を払っているから行かないともったいない」と行かないといけない気になっていきます。お金を払うことが継続につながるわけです。それでも継続できない人は最終的にはジムをやめますが…。
多くの人は一つのことを継続できない。本を最初から最後まで読むということだってできない。でも、お金を払っているから、継続するわけです。だからお金を払った本と図書館で借りた本であれば、図書館の方が読まないで終える可能性が高いわけです。
その意味で読者が「お金を払っていないブログ」は世の中の有料の情報と比較してはるかに読まれないということです。無料は読まれないんです。まず読まれないという前提を押さえることです。
勘違い2.無料だから大した情報じゃなくていい
出版(書籍)などと違ってすぐに始めることができるのがブログなどです。出版であれば、出版社、編集者などの厳しいチェックを受け、本を出さないといけない。でも、ブログやSNSなどであればすぐに開設し、すぐに記事(投稿)を書くことができ、すぐに公開できるわけです。誰でもいつでも始められる。
だからこそ、膨大なブログなど、膨大な情報を生むことにつながります。ネット上は大量の情報が氾濫します。その膨大の情報の中から、「素晴らしい」と思ってもらわなくてもはならない。しかも、ユーザーは膨大な情報の中で次々と情報を探すことに慣れている。面白くなかったり、役に立たなければ瞬時に去っていくわけです。
「無料だから、大した情報じゃなくていい」というのは大きな勘違いで、真実はその真逆です。有料コンテンツ以上に頑張らなくてはいけない意識でブログを書くことです。
このように話すと、「ブログなどは厳しいのか」と落ち込む人もいると思いますが、ポイントを押さえればそんなことはないです。多くの情報は単なる一方的な情報も多い。ポイントを押さえることで、その情報は他と比べて、読者の注意を引きつけるもの、役立つもののに変わります。(このブログではそれをお話していきます)
まずは「無料だからこそ読まれない、無料だからこそ情報が重要」だということを押さえてください。