起業で「成功する人」に見られる1つの成功要因

仕事

起業で成功する人に見られる成功要因

以前から紹介している創業初年度で年商2億に達したFさんとは別に。

もう一人、マーケティングの支援をしているFさんという方がいる(名前は全く違うのだけれど、イニシャルにすると同じになる)。

このFさん。

創業して1年と数ヶ月が経過したところ。現在、売上は前年同月比で350倍くらいになっている。要は昨年の同じ月の売上と比較すると、350倍の売上になってるってこと。

もちろん、創業当初の売上は大抵が低いものなので、伸びるのは当然だけど、それでも驚異的な数字になっています。僕自身も、とても驚いている。とても順調にビジネスが成長している。

僕が好きなのは、彼らのような高い成果をあげる起業家の方の「本当」の成功要因を探ること。アドバイスしつつも、「なぜ、彼らが驚異的な成功を遂げるのか……」を考えている。

今回のFさんにも成功要因はいくつかあるのだけど、中でもとても重要な要素がありました。

それについて、今回はご紹介します。

重要な成功要因は何か

さて、Fさんの重要な成功要因は何だったのか。それは次のものです。

 

チャンスの波に乗る

 

チャンスの波に乗ることです。

次の写真のように波に乗っていくわけです。

 

Central Coast Surfing

チャンスの波は大きくなっていく

昨日、Fさんと連絡をしていて、こう話していた。

 

「B社からも話が来ました」

 

社名などは内容がわからないようにボカしているけれど、超大手企業との取引の話だった。

高い成果が上がるようになると、そこに見合った次の「チャンスの波」が訪れる。

Fさん自身も以前では考えられないような大きな話(波)が次々に来るようになる。大手企業との取引やその他、さまざまなチャンスが来るわけです。

もちろん、注意は必要になりますが。

そのチャンスの波に乗り、目の前の仕事を覚悟をもってやり遂げるとさらに大きな「チャンスの波」がやってくる。これは僕が見てきた起業家の方、ほとんどに見られる傾向です。

チャンスの波に最初から乗るには

「チャンスの波なら、最初から乗りたい」

そう思う人も多いのですが、この波はスタート当初にはあまり起こらない。

サーフィンでいうと、砂浜にいる状態であり、海に入った瞬間だ。波などほとんど起きはしない。逆にいえば、スタートは最もつらい。そして、大抵がココを乗りきることができない。

箱根駅伝で勝利した青学の原監督がこんな風に語っていたことがある。

 

「就任11年目ですけど、本当にあっという間でしたね。苦労したのは最初の5年。箱根に初出場するまで。軌道に乗ってしまえばそうでもない」

 

最初が最も大変なのです。チャンスの波は来ないし、成功の兆しも見えない。不安な中、前に進んでいかなければいけない。

これからスタートする方やほとんど成果が上がっていない方は最初はその状況なのだと思うことです。

成果を上げる人に手伝ってもらう

そこで大切な方法の一つは既に高い成果を上げた経験がある人たちに手伝ってもらうこと。仕事は学校のテストなどとは違う。他人の力を有効に活用してもルール違反ではないし。遠慮なく手伝ってもらえばいい。

経験もないのに自己流で行くと、いつまで経ってもうまくはいかないことがあります。驚異的な成果を上げる人のほとんどはその最初の段階を自分だけの力で自己流でなどやってはいない。

自分自身でかなりの経験があるなら別ですが、基本は色々な人に手伝ってもらうことです。

周りを見ていても僕に頻繁にアドバイスを求めてきたり、その他の人に手伝ってもらったり、それで大変な時期を乗り切っている。

 

「できる人」に協力してもらい、最初の段階を乗り切り、「チャンスの波」に乗る。

 

これが重要だと思います。すると、さらに「できる人」が集まってくる。そうして、次の大きな「チャンスの波」に乗る。それを雪だるまのように大きくしていく。

漫画『ワンピース』などはまさにこれだと思います。すごいヤツがどんどん仲間になっていき、すごい敵やチャンスが次々に現れる。そうして、さらにチャンスが大きくなる。

最後にひとつ

これは最近、強く感じることのひとつです。

最初の段階が本当は最も大変なのに、そこを「売れない商品(大抵は売れる形になっていない)」や今ひとつのプロモーションで、しかも限られた労力、時間、資金で勝負する。

その超難易度が高いことを自己流で行くのは非現実的。かなり経験があり、成果をあげた人に手伝ってもらった方がいいと思うわけです(僕を売り込むとかじゃなく、本心からそう思います)。

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